対 談
安全な商品を提供し
社会貢献を行うと共に、
社員とその家族の幸せを
追求する企業を目指します
代表取締役 吾妻広正
大島司(2020年 新卒入社)
当社は公共構造物、主に橋梁を設計する企業として1997年に創立し、「企業は20年成長して1人前」を合言葉に現在に至りました。
当初は目の前の仕事をこなす事でみんな精一杯でしたが、現在は「将来の企業の在り方」を念頭に働き方改革、IT・新技術の導入を積極的に進めています。
当社を更に知って頂くために、若手社員と対談形式でお話します。
「株式会社エイル」の社名の説明
○○設計等何をやっているか解る社名では無く、エイルって何?を考えて決めました。
ただし、ちゃんと意味はあります。
Expanding :広げる
Infinite :無限、限りなく
Land :陸地、国土→土木
Engineering:技術
→ 「Eile:限りなく、土木技術を広げる」
大島:経営理念を教えて下さい。
吾妻:当社は、公共構造物の設計を行う企業であり、災害の多い我が国の社会資本整備に重要な役割を担っています。
働き方改革(社員の健康増進)、地球環境への配慮などが重要視される中、キーワ-ドに分けて説明します。
「ミッション(社会的使命)」
地球環境への配慮を意識し、安全な社会資本整備の提供を通じて社会に貢献します。
「ビジョン(組織の将来像)」
組織としての価値観共有に努めます。(信頼・信用、プロフェッショナルとしての自覚とチ-ムワ-ク、法令遵守・挑戦)
大島:働き方改革(社員の健康増進)の具体的な取組、成果を教えて下さい。
吾妻:新入社員に対しては、ベテラン社員によるOJTおよびISO9001に準拠した教育プログラムにより、丁寧に指導します。
言葉にすると難しく聞こえますが、先輩社員がマンツーマンで親切にサポ-トしてくれる環境だという事です。
実際、専門分野以外の若手社員もこの方法により実践で力を発揮しています。
また、各種セミナ-、講習などにも参加(オンライン参加有)する機会を設け、幅広い知識の取得に心掛けています。
コロナ禍の中、現在中断していますが、業界団体主催の海外研修にも積極的に参加しています。(ヨ-ロッパ、アメリカ、カナダ、オ-ストラリアに参加実績有)
上記した内容に限らず、今後も社員のスキルアップには支援を行います。
現在は、各部署ごとに実務の中でスキルアップ、ミス防止に取り組んでいますが、より幅広く情報交換が出来る機会は必要と考えています。若手社員が実務をやりながら、上司に自分の意見を述べるのはやはりハ-ドルが高いと思います。
今後、毎月所属長と「1on1ミーティング」を行い、実務以外で幅広く若手社員の意見を聞き、コミニュケ-ションを取って行き、その中から、若手社員が望む勉強会、講習会の形を決めたいと考えています。
また、技術能力の向上を目的とした建設中の橋梁の見学会を、取引先の建設会社のご厚意により実施しましたが、
こういう機会は出来る限り継続したいと思っています。
大島:新入社員に望む事は何ですか。
吾妻:性格は、明るい、寡黙、社交的、人見知り、積極的、慎重など人それぞれです。
性格では無く、何事にも興味を持って取り組む姿勢をもっている方と一緒に仕事をしたいと思っています。
新入社員のみなさんは、早く会社に慣れて価値観、達成感を共有出来るようにして下さい。
当社は創立当時から、インタ-ンシップ制度を活用しています。
興味のある方は是非試して下さい。当社は、みなさんの長所を生かせるような環境を整えてお待ちしています。
大島君は、3年生の時インタ-ンシップに来ましたが、その後の役に立った事はありますか。
大島:就職活動時に役に立ったことは、この業界について深く知れたことです。
建設コンサルタントはどのような業界なのか。
その中でも、橋梁設計はどういった仕事内容なのか。
インターンシップでは実際の業務を経験できるので、その仕事が自分に合っているかわかります。
私は単純作業よりも頭で考える仕事が好きなので、当時、就職希望先を建設コンサルタントに絞ることができました。
入社後役に立ったことは、就職活動時と入社後で会社のイメージにギャップがなかったことです。
どの会社もインターネットで調べれば、ある程度その会社を知ることができます。
しかし、調べても会社の雰囲気やどのような社員がいるのかまではわかりません。
インターンシップでは会社のリアルを知れるため、入社後のイメージもしやすいです。
私は尊敬できる技術者が多くいるこの会社で働きたいと思ったため、エイルへの入社を決めました。
入社後も大きな不安はないですし業務も円滑に進めることができています。
――インタビューの最後に、みんな感想を話しましょう。
吾妻:いろいろお話をしましたが、みなさんに解り易く伝わりましたか。
当社は、日本初の構造形式や世界で表彰された大規模橋梁設計・高速道路リニューアル・災害復旧などに携わっており、大変やりがいがあると思います。
その反面、設計の完了までに数年かかる業務もあり、いつ終わるのかとプレッシャーがかかる事もありますが、根気よく向き合っていれば、どんなに大変な仕事も必ず終える事が出来ます。
その時、チ-ムで味わう達成感は格別です。
その後、設計した橋梁が完成し、形になればなおさらです。是非一緒にその達成感を味わいましょう。
大島:今回、対談という形でこのような時間を作っていただきありがとうございました。
私はまだ入社してから半年ほどしか経っていませんが、会社が働き方改革や生産性の向上に努めているのはよくわかりますし、実際に今でも働きやすい環境が整っていると感じます。
今はまだ目の前にある業務で手一杯ですが、会社の期待に応えるためにも、今後も知識と経験を増やし、一人前の橋梁設計技術者になれるよう頑張ります。